こんな時代に、手書きの文字に苦労するなんて、コンプレックスはつらいよ。
コンピューター全盛に、手書きの出番は少ない。
たとえば、あなたが営業マンで、メールで部長に送った営業報告書が素晴らしかったので、役員会議に使いたい。「ついては、手書で書き直して」なんて絶対にあり得ません。
むしろ手書きの書類を、「体裁が悪いんで、スキャンしてテキスト化して」の逆な方ならあります。
手書きで文字を書くシーンは、各職種でも少なくなって、自分のためにメモやノートをとるときとか、急ぎで仕様書や指示書を書き直すときくらいになりました。
携帯電話があるので、昔みたいに外回りの人に電話のメモを書くなんて、少なくなりました。
プライベートでも普段はSNSとメール。たまに年賀状で凝った字を使いたいときも、パソコンソフト・アプリを使用するだけ。恩師に手紙を書くときでも、パソコン作成の時代です。
人生最後の遺書も、終活用のソフトもあって、エンディングノートも遺書もパソコン作成で出来る世の中になりました。死後、遺書の字が汚くて、恥ずかしい!という心配をしなくて大丈夫です。
こんな時代でも、綺麗な字が書けるようになりたいと、思っているあなたは「コンプレックス」あるのではありませんか?
重度の、手書き文字コンプレックスだった私
かつての私は、字が下手でした。上司にも周囲の人にも迷惑をかけました。
公文のペン習字教室に通う前は、字を書くことに投げやりで、コンプレックスが強かったです。
大して効果に期待しないで、習い始めました。初日に横棒が真直ぐに引けただけでも、先生が褒めてくれました。
公文では課題を書いて、先生が添削します。本当に私が出来ていたかはともかく、沢山褒めてもらいました。
公文のペン字教室に通った後でも、コンプレックスはまだ残りました。コンプレックス解消のはじまりはペン習字を習ったからでした。
字を書くことをネガティブに捉えて、コンプレックスがある人は、仕事で使えるボールペン字の練習を始めるのも良いと思います。始めると練習が楽しくなります。
まず冷静に、字の練習をすることは、優先事項ですか?
すべての人に
字が上手くなるためボールペン習字をすることは、今やらなければならない、優先事項ですか?
ボールペン習字を「独学」でやると、楽しいです。アドレナリンが出るように、環境を整えてみて下さい。好きな映画や音楽やを聴きながらが良いと思います。孤独な作業ではありません。仕事を終わって家に帰ってきてから、出勤前の早起きをして、貴重なプライベート時間を、毎日20分削って、ボールペン習字をするのです。
通信教育やボールペン習字教室に通うと、お金もかかるし、時間的制約があります。でも先生に応援してもらうので、やる気がでます。新たな出会いもあるかも。
それより、取らなきゃいけない資格はありませんか、それとも勉強なんてしないで、お子さんや家族と触れ合った方がいいかもしれませんよ。
社会人ですから、優先順位をつけて、やるかやらないか冷静に判断して下さい。
4つのタイプ別、練習法
ボールペン字上達法を目にして反応してしまう人には4つのコンプレックスのタイプがいると私は考えます。
- 問題児!字が汚くてコンプレックスがある
- コンプレックスはないが、練習の必要を感じている人
- 上手い字とほめられるけれど、自分の書く字が嫌いというコンプレックス
- 上手い字が書けます。もっと評価されたいコンプレックス
問題児!字が汚くてコンプレックスがある
かつての私と同じです。営業で毎日ホワイトボードに行き先を書く時、「オレの字が一番汚い。」とコンプレックスを感じ、上司から何度も怒られたとか、くせ字で内容が正確に伝わらず、取引先に迷惑をかけたとかあった人、
それと、字を書くのが、いやでいやでしかたがない人。
まず、ほめまっくってくれる。ペン字教室に通いましょう。ほめてくれない先生はダメ、私は公文の教室で、横に棒が真っ直ぐ書けただけでほめてくれました。体験教室も当たり前の時代なので、明るく楽しいところを探しましょう。
字を書くとネガティブになる、あなたの脳内を変えるためです。字を書くとアドレナリンがでるよう、3ヶ月間基礎コースだけ受講しましょう。
コンプレックスはないが、練習の必要を感じている人
あなたは極めて、冷静でバランスのとれた人です。ネットの手本か、本のお手本、で「独学」でもよいでしょう。
日本人で日本語しか使えないのに、仕事ではアルファベットと数字しか書かない人がいます。生産現場で製品番号をメモって、発注書に転記するだけ、でもMかWか判別できない字を書くことも。そういう人は、アルファベットと数字だけ強化練習しましょう。
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営業の世界では、初対面の印象が悪い場合は、唯一の挽回方は、手書きのお礼状を速攻で出すことだと教えて貰いました。手書きの礼状を15分くらいで、さらさら書く先輩がいて何とかしたい思っている方、強化ポイントが分かっていらしゃる。独学するとともに、先輩に胡麻をすってお手紙をコピーさせていただきましょう。意外と下手だったりして。
強化ポイントが自分で分かっている人は、3ヵ月にこだわらなく、上手くなったな、身についたなと思ったら止めても大丈夫です。
上手い字とほめられるけれど、自分の書く字が嫌いというコンプレックス
困った人です。きっと、子供の時に一生懸命練習して字が綺麗に書けるようになったのに、どこかにトラウマを持ってしまい、自分の字が嫌い、自分の好きな字が書けない。美人だけど自分の顔が嫌いな人と同じです。心のわだかまり取りましょうよ。美容整形より格安に、字は直せます。
まず、筆記用具買いに行きましょう。「男らしい太い字にしたい」「きゃしゃな女性らしい細い字にしたい」と希望にあった好みのボールペンを探してみましょう。筆ペンでもサインペンでいいです、太字・細字といろいろなペンがあるので、少しは好きな字に近ずくと、コンプレックスは解消に近づくかな。
このタイプも、ネットか本で独学しましょう。自分の好きな字を教えてくれるサイトか本を、手間をかけて探してみましょう、
このタイプの良い所は、字配りができているので、後はパーツとして字を直すだけです。
上手い字が書けます。もっと評価されたいコンプレックス
かつては、字が上手いと会社で評価高かったです。お年寄りの社長さんは今でもほめてくれるかもしれませんが、時代が変わりました。いずれ新社長に変わり、SNSで発信しろと言われちゃったり、社内での評価はキッパリあきらめましょう。
社外での評価を狙いましょう。書道・ペン習字共に芸術としてのコンクルーもあります。師範を目指したり、腕をみがいて、プロの筆耕の仕事を目指す、はたまた書道家になるのも、リストラ時代の生き方です。字を書くことが武器になって、うらやましいです。
ペン字の公募展がある団体 全日本ペン書道展 日本書道協会ユーキャン